新築実況中継 基礎編

2000.12.5

お客さんのほうも、今年の段取りがついたし、
そろそろこっちも手をつけないとと思い、 建築予定地の周囲に板をめぐらせて、水盛遣り方。

これは一体何だと思いますか。
建築現場でよく見かけますよね。これぞ水盛遣り方。
地面に大きな定規をあてるわけにはいかないので、 水糸と呼ばれる黄色い糸で直線を引きます。 その時の基準になる目盛りが水盛遣り方の周囲の板に刻んであるのです。 


2000.12.7

いよいよ基礎工事の始まりです。
ユンボを運び入れて、根伐り(ねぎり)から始まります。
根伐りとは、基礎の下部になるところまで、 土をすき取る作業です。


2000.12.11

根伐りが終わると、栗石敷きが始まります。
砕石を敷き詰め、地盤を固めます。

そして、基礎工事に移行していきます。
基礎には大別して布基礎とベタ基礎があります。

布基礎は木造住宅では最もポピュラーな基礎です。
木造住宅では柱や梁を載せる木を土台といいますが、 布基礎は土台を載せる幅12〜15cm、高さ45〜60cm位のコンクリートの部分をいいます。
最近では建物荷重を支えるのに有利なように逆T字形になったものが主流となっています。
一方、ベタ基礎は阪神大震災以降多くなってきたもので、敷地全体を鉄筋とコンクリートで固め(耐圧盤)、
その上に布基礎を載せたものです。
SE工法では基礎の作り方を本社が指定してきます。

上図のように、ベタ基礎で、しかも主要部の布基礎の下は30cmほど厚くする仕組みになっています。

2000.12.12

栗石が敷き終わったら、その上に防湿シートを敷き、配筋作業に移ります。
直径16mmと12mmの鉄筋を200mm間隔の碁盤目状に組み、その廻りの部分にコンクリートが流れ出ないように、型枠を廻らせます。

 


2000.12.14

耐圧盤コンクリート打設工事。
いよいよコンクリートを流し込みます。

19.5m3のコンクリートが流し込まれました。
コンクリートは水との化学反応で固まるので、早く乾燥しすぎてもだめなのです。
夏の暑い時期や真冬の氷が張るような時期は、コンクリートの打設には向かないようです。


2000.12.19

たっぷり時間をかけて耐圧盤を固めた後に、布基礎の部分を作るための型枠を組みます。
この中にコンクリートを流し込んで布基礎を作ります。


2000.12.22

布基礎部分のコンクリート打設工事です。

 

 

 

基礎金物を固定するボルトも埋め込まれています。
接合部1カ所あたり13tという高い耐久力を持つ独自のSE金物です。


2000.12.26

布基礎の型枠を外し、ボルトの位置の微調整をします。


2000.12.28

20世紀の作業も今日で終わり。
本日の作業は、天端均し(てんばならし)。
布基礎の上の部分がきちっと水平になるようにモルタルで仕上げます。
※セメントに砂が混じるとモルタル、砂利が混じるとコンクリートです。

天端均しが終わると、柱受金物の取り付けです。

この上に柱がのります。
これで今年の作業は終わりです。
それでは良いお年を・・・。

棟上は2001年1月12日の予定です。


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